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2019年10月16日
10月9日(水)、中央区の幌西地区で「健康講話会」を実施しました。
会場としてお借りしたのは「幌西ほうおん(社会福祉法人札幌報恩会)」*1階にある喫茶「すみれ」です。淹れたてのコーヒーを提供して頂きました。
今回の講話会のテーマは「認知症サポーター養成講座」です。認知症についての正しい知識と理解を持って認知症の方やそのご家族を地域で支える応援者を養成することを目的としています。会場には多くの方が足を運ばれ関心の高さが伺われました。中央区第3地域包括支援センターの保健師の方が講師となり、認知症の基本的な知識とその方との接し方について話して頂きました。特に認知症の方の気持ちを理解することが何よりも大切ということで、具体的な対応の7つの心得を紹介してくれました。
①まず見守る。②余裕をもって対応する。③声をかけるときは一人で。④後ろから声をかけない。⑤相手の目線に合わせたやさしい口調。⑥おだやかに、はっきりした滑舌で。⑦言葉に耳を傾けてゆっくり対応する。
デイサービスにボランティアに行かれている方からは、今日の内容を今後のボランティア活動に活かしたいとの声が聞かれました。講話終了後も個別の相談もいくつかあり、盛会のうちに終了することが出来ました。今回ご協力いただきました、幌西ほうおんの施設長はじめスタッフの皆様ありがとうございました。
現在認知症サポーターは全国で1164万人、札幌では11万3千人(2019年6月)で、認知症の方が安心して地域で暮らせるように見守ってくれる応援者は続々と増え続けています。ご興味のある方は札幌市のホームページで「認知症サポーター養成講座」を検索してみて下さい。
*札幌報恩会:大正7年11月に私立感化教育機関として中央区南14条西16丁目に創設。昭和37年12月に厚別区上野幌へ移転し、現在障がい者支援施設・保育園など約400名の利用者への支援を行っている。「幌西ほうおん」(生活介護・就労継続支援B型)は知的に障がいのある方々が通所し、日中活動及び短期入所を行う多機能型事業所。