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2019年2月12日
2月6日、雪交じりのあいにくの天気の中、「コミュニティカフェ木洩れびの家」開催しました。
週末には記録的な大寒波がおとずれるという札幌でしたが、この日の最高気温は氷点下2.8度。キュッ、キュッという寒い日ならではの靴音が聞こえていました。
午前中にコミュニティカフェに初めて訪れたお客様は、たまたま散歩の途中で見つけたチラシを頼り来られました。「ここは天国ですか?」と尋ねられ、真意を伺うと「こんなに暖かく、低価格でコーヒーが飲めるなんてありえない!」と感激されていました。寄贈された図書の量にも驚かれ、仲間と趣味で古文書を読み解いたりする集いの場として利用したいと話されていました。
木洩れびの家は月1回のコミュニティカフェ以外は月曜日から金曜日10時から16時まで地域に開放しています。どなたでも出入り自由ですが、貸切にするには事前のお申し込みが必要です。町内会の会議や趣味の会、食事会などに利用されています。(*ご興味のある方は特養までお問合せ下さい。)
午前中はいつもよりお客様が少なかったこともあり、急きょ茶道教室が始まり、3名の方(うち2名は男性)に盆点前を披露して頂きました。
午後のわくわくタイム、この日のテーマは「教えて!今どきの高齢者施設」ということで、当法人の道林福祉部長にお話しをして頂きました。誰もが一度は考えるであろう「身体が不自由になったとき、どこでどうやって暮らすか」ということについて日本の高齢者を取り巻く状況や今後の見通しなどを織り交ぜながら詳しく説明して頂きました。介護の担い手不足の現状を踏まえ、公的なサービスを利用するだけではなく自ら介護予防に取り組むことや地域とのつながりを元気なうちから築いていくこともこれからは必要、との話に皆さん熱心に耳を傾けていました。その後の質疑応答ではご近所で心配な方がいる時の対応や子供が離れて暮らしている場合の自分たちの今後の生活についてなど、他にもたくさんの質問や意見交換がされていました。
活発な意見交換でわくわくタイムの時間が延長したこともあり、カフェの閉館時間となったため参加者皆さんが後片付けを手伝ってくれました。普段の状態に直すため、机を運んだり、ソファを動かしたり、、、力仕事もある中で声を掛け合いながら積極的に手伝って頂き本当にありがたかったです
さて、来月のコミュニティカフェは3月6日(水)を予定しております。「春の寄席」と題して「北大落研」の学生さんに来ていただき「落語」を楽しんでいただこうと思います。多数のご参加お待ちしています。