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2018年12月12日
12月6日、「コミュニティカフェ木洩れびの家」を開催しました。
この日の天気は曇り空。気温は最高でも1℃に満たない寒い日となりました。真っ赤に染まっていた庭の紅葉も落葉しすっかり冬の様相です。
そんな寒さのなか、開店を待ちきれずに男性のお客様が訪れました。まだ準備中だったため、机を並べるのを手伝ってくれました
午前中は新しいお客様も訪れました。回覧板で見ていて一度来てみたいと思っていたそうです。近くにあってもなかなか入りずらかったんですね。気に入ってくれたようで「また来ます!」と言ってくれました♡別な方は、慈啓会の敷地で拾ったという松ぼっくり(かなり立派な)を使ってミニクリスマスツリーをお友達と製作していました。皆さん目的は様々です。
午後のわくわくタイムでは「学ぼう!災害時の備え」ということで札幌市中央区社協の加藤さんを講師にお招きし、過去の地震での対応を例にあげながらお話しして頂きました。印象に残ったのは発災72時間以内は公的支援が届きにくいため地域のつながりによる救助活動が必要だということでした。この日は地域活動に参加している団体の代表の方もいらしていましたが、「大変勉強になったので、今度別な機会にみなさんに伝えます!」と話していました。9月に起きた北海道胆振東部地震はブラックアウトという大規模停電を起こし災害時の備えを考えるきっかけになりました。災害用品の準備だけではなく、日ごろのご近所付き合いもまた大切だということが改めてわかりました。この他、最低限の水で炊き上げたご飯を皆さんで試食したり、地震後揃えた災害グッズなどの情報交換、地震の時の心温まるエピソードが語られたりなど大変盛り上がりました。
また、この日は11月1日に中央区の生活支援コーディネーターとして着任した2名の方も参加されました。生活支援コーディネーターは地域で暮らしていくうえでの困りごとについて、地域の人たちと一緒に解決方法を考えてくれる人です。今回はカフェの様子を見に来たそうです。他機関の専門職の方が訪ねてくるなんて・・・コミュニティカフェ木洩れびの家がスタートして8か月ほどたち少しずつ地域に知られる存在になってきました。
「小さなカフェを拠点に色々な人がつながる。」
訪れた人がホッとひと息つけて、帰るときには元気になる場所になりたいですね