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2018年11月26日
札幌慈啓会では職員の資質向上の取り組みとして毎年研修計画を立て、必要とされる知識や能力、技術について体系的に習得できる体制をとっていますが、今年の研修計画の中に「認知症サポーター養成講座」を取り入れ11月20日に実施しました。
今や国民病ともいえる「認知症」。厚生労働省の資料によると、2025年の認知症高齢者は700万人、高齢者のうち約5人に1人が認知症になるという推計です。認知症の人が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会を目指し、認知症の普及・啓もう活動の中心的役割を果たしているのが「認知症サポーター養成講座」です。
全国で1000万人を超える認知症サポーターが養成されていますが、普段窓口でご利用者と接することが多い慈啓会の事務員や相談員も改めて認知症について学び、認知症の方や家族を応援する意思表示ともいえるオレンジリングを手にすることができました。今後、ご利用者へのサービス向上に生かしていきたいと思います。
認知症サポーターは「なにか」特別なことをする人ではありません。今回のお知らせを見て認知症の人やその家族の「応援者」になりたい、認知症について学びたいと思った方は札幌市のホームページの「認知症サポーター養成事業」の中で詳しい内容が載っていますのでアクセスしてみて下さい。