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2017年6月7日
札幌市稲寿園では、業務環境の変化を踏まえて、職員がしっかりと連携しながら良質かつ適切なケアを推進していくため、情報の共有と業務方針の確認を行うことを目的に、平成29年度から全職員参加型の標記会議を3ヶ月に1度、定期的に開催することとしております。
去る6月1日に、第1回目となる協議会を以下の内容で業後に開催しました。
①各業務セクションからのこれまでの取組の報告や情報提供
②比較的困難な介護事例に関する職種間での事例研究
③今後3ヶ月間における業務上の留意点や課題への取組に関する情報共有
今回の事例研究は「認知症ケア」をテーマに行いました。
認知症介護指導者資格を持つ施設福祉課長が講師となり、或る架空の入所者をモデルに、認知症のため暴力行為に至る事例に基づいて、本人の心の中を想像しながら、介護職員がどのように接するべきかについて全員で考えました。
次回以降は、当施設の職員が関わった事例に基づくケアのあり方を振り返り、施設全体でのより良いケアの推進につなげていく予定です。