肺炎球菌ワクチンの接種について
Vaccination Guidelines
肺炎球菌の予防接種を実施するに当たって、受けられる方の健康状態をよく把握する必要があります。
ご高齢の方でご自分で記入の難しい場合には、健康状態をよく把握している家族の方がご確認ください。
接種不適当者(接種を受けることが適当でない者)
次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはいけません。
- 過去に肺炎球菌ワクチンを接種した者
- 2歳未満の者
- 放射線、免疫抑制剤等で治療中の者
- 明らかな発熱を呈している者
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
- 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
- 記に揚げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
接種要注意者(接種の判断を行うに際し、注意する者)
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
- 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
- 過去にけいれんの既往のある者
- 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
- 本剤の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性
ワクチン接種後の注意
- 予防接種を受けた日は、入浴しても差し支えなく、接種部位を清潔に保ってください。また、いつも通りの生活をし、はげしい運動は避けてください。
- 予防接種をした部位が赤くなったり、腫れたり、痛んだり、軽い発熱などが起きることがあります。もし、局所の異常反応や体調の変化さらに高熱、けいれん等の異常な症状が生じた場合には、速やかに医師の診察を受けてください。