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2019年6月10日
今や札幌の初夏の風物詩となった「よさこいソーラン祭り」で市内が盛り上がる中、6月6日にコミュニティカフェが行われました。
午前中はいつものようにお茶のお稽古。奥にある部屋でゆったりとした時間が過ぎていきます。お稽古で使ったお菓子はお客様の差し入れの干菓子。毎回お稽古を楽しみにしているそうで、今回はそのために準備してきてくれたとのことです。ご馳走様です。
午後のわくわくタイムは「知ろう!学ぼう!介護のこと」ということで、慈啓会特別養護老人ホームの佐藤介護部長に講話をしてもらいました。内容は「そもそも介護って何でしょうか?」から始まり食事や排泄、入浴に関する介護、また車いすの扱い方のコツなど具体的に話してもらいました。特に印象に残ったのは、すべての介護においての基本はご本人の気持ちに寄り添うというところから始まるということでした。とかく介護というと「してあげる」という介護する側の気持ちが優先され、ご本人の尊厳や羞恥心の理解などは忘れてしまいがちです。ご本人の気持ちに寄り添い、介護の基本を押さえることで、介護が楽になるということでした。もちろん、介護をしていると行き詰まることもあるのでそのような時は、一人で悩まず誰かに相談することも大切だと話されていました。講話のあとでは多くの質問があがり時間が足りなくなるほどでした。大変好評でしたので、今後も介護に関する講話を企画したいと思います。
さて、来月のコミュニティカフェは7月9日(火)を予定しております。わくわくタイムは「簡単でおいしいピクルスとコールスローの作り方」ということで実演を交えて実施します。多数のご参加お待ちしております。