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2019年1月11日
1月9日、今年最初の「コミュニティカフェ木洩れびの家」を開催しました。
今年のお正月は天候が穏やかだったため、木洩れびの家の周辺も雪があまり積もってはいませんでした。それでも木洩れびの家につながる小道や玄関周りを雪かきしてお客様を迎える準備をしました。
ボランティアさんも来て、新年会の準備のために打ち合わせをしようとしていたら早くもお客様が訪れました。いつの間にか営業時間の10時を過ぎていたんですね!
今回は「手作り料理で新年会」と事前に案内していたこともあり、初参加にも関わらずエプロン持参で来られる方もいました。手作りするものはお好み焼きと白玉のおしるこ。さっそく材料のキャベツを刻んで・・・と思ったらなんと前日に買って冷蔵庫にしまっておいたキャベツが凍っているではないですか!!スタッフが間違って冷凍庫にしまっていました。包丁を入れることもできないので、水に漬けながら一枚ずつはがし刻むことになってしまいました。(すみません)テーブルは男性陣が中心となって大きな長テーブルを配置し、ホットプレートをセットして11時半を過ぎたころにようやく準備が整いました。
「うちは先にお肉を焼くのよね~」「うちは鰹節はこのタイミングでかけるわ~」お好み焼きの焼き方も各家庭で違うので皆さんの意見を取り入れたところ、おいしいお好み焼きが出来上がりました。長芋を大量に使ったり、キャベツが冷凍されて甘みが増したのか(都合のいい解釈)大変好評でみなさん大満足でした。ボランティアさんが作ってくれたおしるこも、甘さも丁度良く白玉ののど越しの良さもありおいしく頂きました。途中、サプライズで初参加の男性が事前に歌詞カードを用意してくれたので、その方のハーモニカの伴奏に合わせてみんなで歌をうたいました。
初めて出会う人も多い中、声を掛け合いながらカフェの成功を願い、それぞれが自分事として動き、失敗も笑いに変える雰囲気に元気を頂きました。世代を超えて地域の人がお互いを応援し合える風土を作っていくというのが慈啓会のコミュニティカフェの目的の一つですが、参加している方々のなかで着実に浸透していると感じることができました。
新年会がお開きになったあと、山登りの女性二人組が訪ねてきました。木洩れびの家は藻岩山登山口のすぐそばに位置するため、登山を終え立ち寄られる方が時々いらっしゃいます。この日がコミュニティカフェだとは知らずに立ち寄ったそうですが、お好み焼きやおしるこなどいつもと違うおもてなしに「なんてラッキーなんでしょう!」と大変喜んでいただきました。今度は是非、たくさんの人がいる時に来ていただいて、コミュニティカフェの雰囲気も味わって頂きたいと思います。
さて、来月のコミュニティカフェは2月6日(水)に開催予定です。わくわくタイムは「教えて!今どきの高齢者施設」というテーマで、慈啓会の福祉部長に「身体が不自由になったらどこで生活するか」という誰もが一度は考えることについて、社会的な背景なども織り交ぜながらお話ししてもらうことになっています。多数のご参加お待ちしております。